PHPを学びたい!と思ったら、
PHPの動作確認が必要になります。
PCのローカル環境でPHPファイルの動作確認
するためには、対応のソフトが必要です。
それは、ローカル環境のサーバー構築ソフトで、
有名なものに、XAMPPというソフトウェアがあります。
そのXAMPP(ザンプ)という無料のソフトウェア群を
お使いのPCにインストールすることで、
PHPファイルの動作確認が出来るようになります。
それではこれから、XAMPPのインストール手順と
PHPファイルの表示方法を説明していきます。

XAMPPをインストールする
PHPファイルを、PC上で表示させるには、
「XAMPP」をインストールすることで実現可能です。
「XAMPP」のダウンロードは以下のサイトでできます。
ダウンロードサイト(Apache Friends)
https://www.apachefriends.org/jp/download.html
Windows10 64bit の場合、[ダウンロード(64bit)]
をクリックしダウンロードします。

Windows10 32bit の場合、
[その他のダウンロード] をクリックします。

その他のダウンロードの[XAMPP Windows] をクリックします。

32ビットのバージョンが入っている[7.3.2] をクリックし、

「xampp-win32-7.3.2-0-VC15-installer.exe」 をクリックし、
ダウンロードします。

64ビットの場合、
「xampp-windows-x64-7.3.15-0-VC15-installer.exe」を、

32ビットの場合、
「xampp-win32-7.3.2-0-VC15-installer.exe」を
クリックしインストールします。

インストールすると、以下のような警告が出ることがあります。

Google翻訳で翻訳すると、
要はUAC(ユーザーアカウント制御)の関係で、
C:¥Program Files にインストールできないということです。
インストールする内容を選択し[Next]をクリックし進めていきます。

インストールする場所は、初期設定では、
[C:¥xampp]です。
[C:¥Program Files] 以外の場所を指定し、
[Next] をクリックします。

進めていくと「BitNami for XAMPP」という
画面が表示されます。

「BitNami」とは、パソコンのローカル環境
でWordPress等を動作させるためのソフトウェア
の事です。
ここでは必要ないので、
「Learn more about BitNami for XAMPP」
のチェックを外し[Next]をクリックします。
[Next]をクリックするとインストールが始まります。

インストールが完了しました。
Do you want to start the control panel now ?
(今すぐコントロールパネルを起動しますか?)
の左のチェックを入れたままで、
[Finish]をクリックします。

言語設定画面が表示されますので、
英語またはドイツ語を選択し、
[Save]をクリックします。

コントロールパネルが起動しました。

PC上でPHPファイルを表示してみる
PHPファイルを表示させるために、
テストするPHPファイルを用意します。
テキストエディタを使い「hello.php」
という名前で作成します。
ファイル名:hello.php
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>こんにちは</title>
</head>
<body>
<?php
echo "こんにちは!";
?>
</body>
</html>
XAMPPをデフォルト設定のままインストールしたのであれば、
ローカルサーバーのドキュメントルート(DocumentRoot)は
[C:¥xampp]です。
※XAMPPをインストールしてローカル環境でPHPファイルを実行する時、
プログラムを実行可能なファイルの階層に配置します。
この時、一番上の階層をドキュメントルート(DocumentRoot)と言います。
ここでは、(DocumentRoot)を[D:¥website]に
変更する方法を説明します。
XAMPPのコントロールパネルを起動します。

[Apache]列の[Config]をクリックし、
「Apache [httpd.conf]」をクリックします。

既定のテキストエディタ(ここではメモ帳)で
「httpd.conf」が開きますので、[編集]>[検索]をクリックします。
※ご使用のテキストエディタによって検索画面表示方法が異なります。

検索する文字列に「DocumentRoot」と入力し、
[次を検索]をクリックし検索します。

DocumentRoot “C:/xampp/htdocs” が見つかります。
「DocumentRoot」と「<Directory」の
2か所のフォルダのパスを変更します。

変更前:DocumentRoot “C:/xampp/htdocs”
変更後:DocumentRoot “D:/ website “
変更前:<Directory “C:/xampp/htdocs”>
変更後:<Directory “D:/ website “>
変更しましたら、[上書き保存]します。

先ほど作成した、「hello.php」を[D:¥website]に保存します。

XAMPPのコントロールパネルの[Apache]列の[Start]をクリックします。

[Apache]列のPID(s)、Port(s)のそれぞれに数値の値が表示されたら、
問題なく起動したということです。

ウェブブラウザ(ここではGoogle chrome)を立ち上げ、「http://localhost」と入力し
[Enter]キー入力します。

ローカルホストのトップ(DocumentRoot)のフォルダが表示されますので、
「hello.php」をクリックします。

画面に「こんにちは!」と表示されれば成功です。
これでPHPファイルをローカル環境で表示することができました。
よかった、よかった。
とは言っても、いまだPHPを学ぶ前の準備段階ですけど・・・。
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